神経性無食欲症は、精神神経疾患の中では、致死率が最も高い疾患のなかのひとつであり、最終的な致死率は5%-20%程度である。主な死因は、極度の低栄養による感染症や不整脈の併発である。患者は自己の体重が減少することに満足できるため、自殺が死因となることは神経性大食症(過食症)と比較して少ないが、 抑うつ症状を伴うこともあり、自殺企図をきたす症例もある。
* 極度の体重減少
* 女性の場合、無月経
* 活動性の上昇、易興奮性、睡眠障害
* 抑うつ症状
* 食物への興味の上昇…しばしば料理関係の情報を収集する
* 強迫的な思考
* 自傷行為
* 手掌・足底の黄染(高カロテン血症)
* 低血圧
* 便秘、腹痛
* 電解質異常、特に低カリウム血症
* 骨粗鬆症
* 続発性甲状腺機能低下症
電解質異常は、特に利尿剤の乱用が見られる症例では起こりやすく、時に低カリウム血症から致死性の不整脈をきたし、急激に死に至ることがある。 また、これらの個人に属する症状に加えて、極度の体重減少や易刺激性が、周囲との関係不良をもたらすことも大きな問題となる。
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